神社でのお願いの叶え方

神社に詳しいある方から教わったお話しです。以下、その方の話を基に記していきます。

神社でお願いをする人も多いかと思いますが、神様に叶えていただくにはそれなりのルールがあります。まず、できるだけ朝早くいくこと、早ければ早いほどお願いは叶いやすい、と言います(ただし夜が明けてからです)。

その時に、第一の鳥居にて、まず一礼をして自分の名前と住所、年齢を心の中で言うこと、そして正中を歩かずに、第二、第三の鳥居も一礼を、ちょうずやで口と手を清めた後、本殿の前に立ち、もう一度、自分の名前と住所、年齢、そして願い事を小さな声でささやきます。お願いごとは具体的にそして簡潔に述べること(話が込み入っている時は、紙に書いて読んでもかまいません)。ささやくのは、神様にはっきりと聞いていただくためです。小さな声でというのは大きな声ですと周囲に聞こえてしまうからです。

身なりはきちんとした服装が求められます。男性であればスーツやネクタイなどの着用(夏は半袖でも可)、女性であるならばそれに準ずる恰好です。サンダルやつっかけの類はダメです。

自宅を出る前は、玄関に向かって「行って参ります」と声をかけること。神様に今からお願いに伺いますという旨を伝えるためです。できれば、シャワーかお風呂に入って身を清めてから、が良いと言います。

このお願いごとは、その祈願に特化した神社でなくてもかまいません。むしろ氏神様の方が良いのです(氏神様は、あなたの心のホームドクターです)。近いのでいつでもお願いごとをすることができます。そして、やはり朔日(ついたち)参りの時に行えば、さらに効果的とのことです。

お願いをしている最中、急に風が吹いてきたとか、空が曇っていたのに急に晴れ間が出てきたなどは、神様からのリターンメッセージだとも言います。五感を研ぎ澄ませて、インスピレーションを働かせましょう。

みなさんも、ぜひ試してみてください。

・正中:参道の真ん中。神様の通り道なので、そこは避けて通るべきであるとされている。
・朔日参り(ついたち参り):古来からの風習で、月初めの一日(ついたち)に神社に参ること。神社によっては、お米や御神酒などの撤饌(おさがり)がいただける所もある。

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