以前より、SFやオカルト世界の中で「地下王国は確かに存在する」と言われていました。今では、ある種の霊力やサイキックな能力を持つ人々が、ネットのサイトや動画で、その存在について大々的に言及しています。
霊的には、実際に存在しているのでしょう。
しかし、その種の霊的能力がない人々にとっては、それが本当かどうか確かめようがありません。また、どんな世界なのかも自分で直接知ることはできません。
では、少し見方を変えて、霊的にではなく、実際の物理的世界としての地底、地球の内部はどのような世界なのでしょうか。「明るい」世界? 「暗い」世界?
地震学者・大木聖子(さとこ)さんによると、地底300kmの世界は、まぶしい光につつまれており、ゴーグルをつけなければ見ることのできない明るさだそうです。地底に行けばいくほど温度が高くなるので、地底300kmでの物体の温度は1000度ぐらいになります。そして、まばゆい白色光をだすのがその理由となっています。
また、その物体が発する光を遮ると、その物体そのものは(ほとんどが岩ですが)どんな色をしているのでしょうか。
意外ですが、きれいな緑色だと言われています。
地下300kmの世界は「暗い」世界ではなく「明るい」世界なのです。
絶対当たり前だと思うことも、実は思い込みである可能性は常にあります。
「正しく見る」ということはどういうことなのかについて、考えさせられます。
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