木の祭り ~新見南吉(にいみなんきち)が感じた世界~

「なんて楽しいおまつりでしょう。ちょうちょうたちは木のまわりを大きなぼたん雪のようにとびまわって、つかれると白い花にとまり、おいしいみつをおなかいっぱいごちそうになるのでありました」。

これは、物語「ごんぎつね」の作者で知られている新見南吉の作品「木の祭り」からの抜粋です。

これを書いた新見南吉(にいみなんきち)は元々病弱な上、幼い時に生母と死に別れ、その後も継母には養子に出されるなど不遇な一生を送りました。享年29歳でした。

短かったからこそ、自然を観る感性が人よりも優れていたのかもしれません。

啓蟄、そして春分も過ぎ、春らしくなってきました。

以下の写真は、新見南吉の生家と生まれ故郷である愛知県半田市のご紹介です。

新見南吉の生家
新見南吉生家の内部1
新見南吉生家の内部2
新見南吉生家の内部3

半田市には、中部地方では有名な酒造メーカーの国盛(くにさかり)があります。

半田市には、ミツカンの本社と工場があります。

季節
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