大和國鹿島香取本宮

大和國鹿島神社

東関東の超パワースポットである鹿島神宮と香取神宮、この両宮は利根川下流の水郷地帯をはさんで鎮座しています。

この両宮の主祭神はそれぞれ武甕槌命(たけみかづちのみこと)と経津主命(ふつぬしのみこと)です。古い昔、天照大神の命を受けて出雲の国に行き、大国主命(おおくにぬしのみこと)に出雲の国を譲らせました。その後、東国に赴き、あらぶる神々を抑えて、東国の平定にあたりました。いわば、軍神です。

武士の時代に入いると、大名のみならず将軍もこの軍神を崇敬しました(今でも、武芸の道場に行くと「鹿島大明神」「香取大明神」の掛け軸が掛けられてあるのを、目にすることがあると思います)。

16世紀後半、大和郡山城主であった豊臣秀長(秀吉の実弟)が、両神様を、大和の国(現在の奈良県)に勧請(かんじょう)して、建てたのが大和國鹿島香取本宮です。

勧請(かんじょう)とは神様の分霊を他の地に移してお祀りすることを言います。

住宅地の中にあるひっそりとした神社ですが、舗装されていない駐車場そばには、両宮(鹿島神宮と香取神宮)に関わりのある白い神馬(しんめ)のいる厩舎があります。

関西の人間は、なかなか東関東までは、お参りにいく機会はなかなかないので、このような神社の存在は実にありがたいか、と思います。

この近くに、行基菩薩開基の霊山寺(りょうせんじ)があります。このお寺はバラのお寺としても有名で、春と秋のシーズンには多くの参拝客でいっぱいになります。バラ園には、ローズ関係のショップやティールームがあるので、くつろぐことができます。

ここで耳よりのお話し。すごいレベルの高いケーキハウスがあります。その名前は「フラウ(FRAU)」。この神社より直線距離で3kmぐらいです。が、周り道をしなければなりませんので15分ほどかかります。萩の台という住宅地のはずれにあります。

場所:奈良県生駒市萩の台866-14  電話:0743-28-1546

フラウのケーキセット

神社
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