建水分神社(たてみくまりじんじゃ) ~南朝ゆかりの古社~

全国には、水分神社と呼ばれる神社はたくさんありますが、今日ご紹介する神社は大阪府南河内郡千早赤阪村にある建水分神社です。

建水分神社

水分(みくまり)の意味は、文字通り「山から流れ出る水が分かれていく所」です(例えば、山の峠のに雨が降りますと、少なくとも二方向に雨水が流れていきますね。そのような地点を指します)。

一見、田舎にみられる小さな神社ですが、実は知る人ぞ知るパワースポット。ご祭神は、天御中之主命。つまり、宇宙の根源神です。この神様をご祭神とする神社は、極めて限られています。

また、天水分神(あめのみくまりのかみ)は、速秋津彦命・ 速秋津姫命の子であり、水にかかわる神様としても知られています。

ですので、サイキックな力を持つ参拝者の中には、国家にダメージを与えるような水難が日本を襲わないよう、命がけでお祈りをする方もいらっしゃるようです。

南木神社

境内には、南木神社(なぎじんじゃ)と呼ばれる立派な摂社があります。この神社のご祭神は、楠木正成です。やはり、ここは南河内、南朝ゆかりの神社やお寺が多くあります。

南河内は、大阪の人間にとっても、ある意味秘境。知られざる凄いものがたくさんあるのです。

耳よりの情報です。この神社から東の方向に約1kmほど行った所(国道309線沿い)に、ガーデンカフェ「レモン」があります。清流が見渡せる戸外テーブルもある隠れ家的カフェです。看板メニューの手作りハンバーグも美味しいのですが、ハードプリンもおすすめです。

店の正面(入口は裏にあります)
店の入り口
テラス席から見れる清流
神社
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