もう12月です。毎年この時期は、月日の経つのが早く感じられますね。
日本に住んでいて日本語が母国語であれば、ほとんどの方が師走(しわす)という言葉をご存知かと思います。
では、どうして「師走」が12月を表す言葉として使われるようになったのでしょうか。
「師」とは法師のこと、つまり僧侶です。この場合、キリスト教の僧侶なども含まれます。
「走」は、文字通り、せわしく走り周ることです。
ですから「師走」は、宗教に関わらず坊さん(僧侶)が、行事等であちこちをせわしく走り回る時期、つまり12月を意味するようになった、と言われています。
12月は、誰にとっても忙しい時期だとは思いますが、「心」を「亡」くす、ぐらいに「忙」しくするのは避けた方がよいかもしれませんね。
どんな時も、己の中の神(仏)と居たいものです。
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