出雲大社へ行こう！　～近くの出雲大社分祀社～

十月の昔の呼び名は「神無月（かんなづき）」と呼びます。どうしてでしょうか。

十月は全国の神様がある場所に行って会議をするので、今いる場所から離れられるのです。つまり、その場所から神様がいなくなる。だから、神無し月というわけです。

では、どこに集まられるのでしょうか。それは出雲大社（いずも）だと言われています。ですので、出雲地方では、十月のことを「神無月」ではなく「神在月（かみありづき）」と呼びます。

出雲大社もそうですが、周辺の八重垣神社や美保神社は、縁結びや恋愛成就祈願の神社としてもよく知られています。今、そのことを願っている方がおられたなら、ぜひ、行ってみたくなりますね。

しかし出雲地方は、関東からはもちろんのこと関西や九州方面からも近いところとは言えません。距離もそうですが、行くのに時間がかかるのです。

そこで、耳よりのお話し。お近くの場所に必ず、出雲大社分祀社があります。探してみますと、意外に多くあります。私の場合ですと、最も近い社が車で約30分のところにあります。

一度、お参りに行かれるのはいかがでしょうか。

最後に大切なことを一つ。出雲大社では、二拝ニ拍手一拝ではなく、二拝四拍手一拝です。四回うちますと、いつもとはまた異なる清々しさを感じることができます。