伊斯許理度売命(いしこりどめのみこと)の教え

みなさんは、明鏡止水という言葉をご存知でしょうか。

この四字熟語はの意味は「邪念がなく、澄み切って落ち着いた心の形容」(三省堂 新明解四字熟語辞典より)や「何のわだかまりもなく、清らかで澄みきった心境のこと」(学研 四字熟語辞典)とあります。

言葉のそれぞれの意味を辿ると、清明な鏡の如く、波立つことのない止める水の如く、そのような心の境地と理解することできます。

実は、本日久しぶりに神様カード(大野百合子監修)を一枚引いたのですが、今日のカードに登場された神様が、 伊斯許理度売命だったわけです。

このカードの正位置が意味する内容ですが(以下、大野百合子監修、神様カード解説本より)

耳を静かに澄ませ、異なる次元から響く鈴の音を聴きましょう。
その音が聞こえるなら、私が差し出す鏡に映る、
ありのままの真のあなたの姿を見ることができるでしょう。
あなたの姿と心の美が映し出されています。
あなたの心の中にある湖もまた、波立つことなく鏡のように静かなのです。

とあります。

天照大御神様が天の岩戸にお隠れになった時、 周囲の神様が大御神様に岩戸から出てきてもらうため、いろいろな仕掛けを行ったわけですが、伊斯許理度売命はその道具の一つとなった鏡を作った神様としてとして知られています。

やはり、明鏡というセルフに従い、いつも心は波立つことのないような境地でいたいものですね。

神道
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