妙行寺 ~加藤清正の生まれたお寺~

今日、ご紹介するのは加藤清正の生誕地である名古屋市中村区にある妙行寺です。

妙行寺(名古屋市)

清正は藤堂高虎と並び立つ築城の名手で、あの美しい熊本城を築いたことでもよく知られています。

目の前にある川幅の距離を測るのに、川の向こう岸にいる兵士と見かけ上の大きさが同じになる所まで家臣を走らせ、その家臣との距離を測ることで、川幅の距離を推測したというエピソードは、彼の賢さを物語るものです。

その一方、190センチぐらいの体格であり、武人としても知られ、朝鮮出兵でも活躍しました。

性格的には、劇情派、温情派の人で、感情が全面に出る人だったとも言われています。

妙行寺境内の加藤清正像

加藤清正が英雄視されるのは、熊本市内の方が上回るかもしれません。が、名古屋の方は、一度、訪れられるのも良いかもしれません。

徳川将軍家に豊臣家の親戚の血が混じっているかも?

徳川15代のうち、8代将軍以降、加藤清正の血が入っているかも(?)と言われると、驚く方もおおいかもしれません。8代将軍徳川吉宗は、将軍になるまでは紀州藩徳川家の5代藩主でした。初代藩主の徳川頼宣(よりのぶ)の奥方は加藤清正の次女八十姫です。

また加藤清正は、豊臣秀吉の聖母・大政所の甥にあたる人物です。つまり、秀吉と清正は従兄弟関係となります。そうなると吉宗に、豊臣の縁者の血が…。

というわけですが、これは残念。八十姫には実子はできなかったので、吉宗に清正の血は引き継がれていません。

お寺
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