和風建築のキリスト教会

「ナニコレ珍百景」というTV番組があります。ムソルグスキーの曲「展覧会の絵」がバックに流れ、それと共に珍しい風景や光景が紹介されるというものです。

今日、ご紹介するのは、和風建築によるキリスト教関連の建物です。ひょっとすると、先ほどの番組でも取り上げられたかもしれません。今まで、私が見たものは五つ程度ですが、全国にはこのような建物がもっと多くあると思います。以下、三つほど、ご紹介します。

奈良聖公会キリスト教

一つ目は、日本聖公会奈良基督教会。近鉄奈良駅東出口のすぐ近くに東向き商店街(南北方向)がありますが、その商店街を少し南へ下ったあたりにその建物はあります(興福寺北円堂への近道の角)。併設されている幼稚園も和風建築ですので、たいていはそれに気づくことなく通りすぎてしまいます。

日曜日は、礼拝があるので一般の人でも入って行けるようですが、普段は外門の中へ入ることはできません。私の場合はたまたまその日がイベントの日であり、中へ入ることができました。小型ながらも立派なパイプオルガンや祭壇が印象的でした。祭壇の前ではお祈りもさせていただきました。

彦根市にあるスミス記念堂

二つ目は、滋賀県彦根市のスミス記念館。天守閣が国宝の彦根城の外堀(南西側)そばにあります。これは観光ガイドブックに載っていたので、ぜひ行ってみたいと思い行きました。管理者に連絡をすれば中を見学することも可、とガイドブックに書かれていたので、管理者に連絡をしたところ5分ぐらいですぐに来ていただきました。中の様子も見せていただきましたが、小振りながら素晴らしかったです。

田原本聖救主教会

三つ目は、奈良県磯城郡田原本町にある田原本聖救主教会(日本聖公会)。これは、NHKの朝ドラ「芋たこなんきん」「マッサン」のロケにも使われた建物です。田原本町周辺を闊歩している際に偶然見つけました。地域住民の方や朝ドラのロケ地めぐりを趣味にしている方ぐらいでないと、わからないかもしれません。

歩いていると、偶然、意外なものに出会う楽しさがあります。神社やお寺参りの際、周辺を少し散策してみると面白いかもしれませんね。

建物
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