今日は1月6日です。今年はまだ始まったばかりです。
しかし、もう今年の60分の1近くを過ぎました。1日を1年とすると、もう24分経過したことになります。
実に早いものです(私にとっては、実に怖い話です)。
若者に尋ねますと、やはり、小学校の6年間よりも中学と高校の6年間の方が早かった、と答えます。
また、中高年の方であるなら、20代の10年間よりは、30代の10年間の方が早かった、と感じていることでしょう。
歳を取れば取るほど、時間は早く経つように感じられます。
また、その人が楽しく感じている時はその人にとって時間は早くすぎますし、嫌なことをやらされている時はその人にとって時間が経つのは遅く感じられます。
時間は誰にとっても絶対的なものではなく、その人にとっての固有の時間があるのかもしれません。
約1350年前、天智天皇が近江宮で漏刻(ろうこく)を設置したことで、人々が共通の時間を認識するようになりました。ということは、それまでは、むしろ時間は、その人固有の感覚であったわけです。
パラダイムシフトが起きつつある今、今まで絶対にありえない、と思っていたことが当たり前になっていく未来が待っているのかもしれません。
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