生駒市にある宝山寺(ほうざんじ)は、役行者が開基したお寺です。平安時代以降、荒れ果てていたようですが、江戸時代の名僧として名高い湛海律師によって見事に再生を遂げました。
宝山寺には、お盆やお正月には、実に多くの参拝客でにぎわいます。
この宝山寺の和光殿にて、この時期(1月初旬)大阪府出身の仏画アーティスト、北畠聖龍の個展が行われています。
名の通り、龍神をモチーフとした作品が多いのですが、他にも不動明王や七福神などの作品も多く見られます。
また、約7万字からなる法華経の全文を書経した仏画作品は圧巻です。
写経の字は、実に美しいのですが、それもそのはず、書の東京芸術大学と呼ばれる奈良教育大学院(書道専攻)を修了されています。
宝山寺での展示は、明日8日で終わりますが、1月12日から阿倍野ハルカスで個展が開かれるとのこと。
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