本日は湖南三山の二つ目、長寿寺をご紹介いたします。
このお寺は、今回初めて訪れましたが、本当に美しく静かな佇まいを見せる素晴らしいお寺です。お参りしたのは5月初旬、新緑の美しさに囲まれながら、本堂へと続く参道が何ともいえない趣を醸し出していました。
長寿寺は、奈良時代に創建された古い歴史を持つ天台宗のお寺です。平安時代に再建された本堂が国宝となっています。
本堂の中には、子宝・安産・長寿にご利益があると言われるご本尊の子安地蔵菩薩がいらっしゃいます。堂内には、平安中期に造られた阿弥陀如来坐像、釈迦如来坐像などが安置されています。
丈六阿弥陀如来坐像は、別の建物の中に安置されていますが、とても立派です。ただ、中に入って拝むことができなかったが少し残念でした。
このお寺はの山号は「阿星山(あしょうざん)」。以前は、五千の坊を構えたと言われぐぐらいの大きなお寺だったそうです。
拝観受付の女性(おそらく、住職の奥様)は、とても感じのよい方で、本当に親切にしていただきました。ぜひ、また、訪れたいお寺です。
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