この神社は、なかなか由緒ある神社です。
今から1300年前ほど(白鳳4年)に、天武天皇が「山深い吉野の丹生川上にお宮を立てたなら、天下のために恵みの雨を降らし、害を与える雨が降らないようにする」というお告げを聞いたのが始まりだと言われています。
この神社を通るレイラインは、かなり強力だと言われています。
最北は、福井県若狭町の無人島である御神島(おんがみじま)。ここと丹生川上神社下社を結ぶレイライン上には、若狭の神宮司寺(東大寺のお水送りの元となる)、貴船神社、唐招提寺、薬師寺、吉野神社などがあります。
藤原京、平城京もこのライン上にあることから、神々に守護していただくため、このレイラインに建設されたとも言われています。
この神社を通るレイラインを南方に伸ばしていきますと、熊野本宮大社があります。
罔象女神(みづはめのめのかみ水の神様)が、ご祭神です。
雨乞いに関係する黒い神馬、晴乞いに関係する白い神馬、もいらっしゃいます。
何ともすがすがしい神社です。ぜひ、お参りされてはいかがでしょう。
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